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僕がTOEIC800点とるまでにやったこと。あるいは僕がTOEICを受ける理由

今年の三月に受けたTOEIC、目標スコアだった850には届かなかったけど諸事情でしばらく受けるのはお休みしようかなと思っています。なのでまたいつかチャレンジする時のために、今までやったことをここにメモしておこうかなと。ついでに今までのTOEIC受験歴みたいなこともまとめてみました。

はじめに、僕について:
英語は嫌いじゃないし、大学受験では結構勉強したほうだと思います。でも留学とか英会話スクール、レッスンの類は一切経験なし。まあ純国産野郎だと思ってください。だから英語をそこそこ読めはしても、リスニングとか会話はちょっと勘弁して、みたいな感じでしょうか。会社員で、平日はまとまった勉強時間をとるのは大変で、実質はだいたい週末くらいしか時間使えなかったかな。

僕のTOEICスコアの変遷:
はじめて受けたのが1995年で、それ以降かなり飛び飛びにだけど、合計4回受けてます

1995年x月 655点 (内訳不明)
2010年1月 目標800点/結果800点 (内訳忘れた)
2013年1月 目標850点/結果815点 (内訳 Listening: 420, Reading: 395)
2013年3月 目標850点/結果800点 (内訳 Listening: 435, Reading: 365)

こうして見るとほぼ毎回、着々とスコア伸ばしたように見えなくもないけど。でも実はいつも前回と間隔があきすぎて、前よりスコアより下がったらどうしようってプレッシャーの連続でした。

1995年は模試を何度か流しただけで、他の対策はゼロ。初めてなので目標スコアも何も無く。結局スコアは655だったんだけど、テストが終わった瞬間に「あーもっと時間があればもっと点が取れたのに!」と強く思ったことを覚えています。つまり、時間配分をうまくやりさえすれば、英語力なんかつけなくてももっとスコアとれるはずだ、と。

とか思いながらその次のTOEIC受験は遥か遠い先になったわけですが、でもあの時の印象は強く残っていたので、TOEICといっても英語力なんかは不要、ひたすら要領だけを身につけろ。これが僕の対策の基本方針でした。英語力なんていらない。All I need is score!

この方針で選んだのが、以下の参考書です。近所で品揃えが比較的充実した本屋さんに行ってあれこれ見て選んだんだけど、僕にとっては正解だったと思っています。2010年のテストの準備でやったのは、ほぼこの本だけ。2013年も基本的にこの本をさらった後で、同じ人たちの模擬試験問題集をやったくらい。

使った参考書・問題集:
- ロバート・ヒルキほか 「新TOEICテスト 直前の技術」
- ロバート・ヒルキほか TOEICテスト「直前」模試3回分
これだけやっていれば現在の目標と考えている850はなんとか射程内かなと今でも思っています。それ以上を目指すとすると、別の何かが必要なんでしょうけど。

単語力、リスニング対策など:
上のヒルキ本は解き方を教えるもので、これだけやってても基本的に単語力とかリスニング力がつく訳じゃありません。でも知らない単語は見てもわからないし聞き取れないんで、そっち方面の本もちょっとかじったりしました。上記はその中でも良いなと思ったものです。本の他にリスニング対策でNHKラジオの英語リスニング編とか、BBCニュースのPodcastなんかは、やってて楽しかったので多分、役に立ってると思う。

ただし、参考書はまああくまでもネタであって、それを使ってどうやって続けていくかってのはまた別の問題なんですよね。以下は続けるためにやったこと。

高めのゴールを設定してみる:
自分でも無理じゃねえのとしか思えないくらいに、高めのゴールを設定すること。僕の場合はこれが良かったみたいです。そうすることで自分の中に緊張感が生まれるし、高すぎるくらいにしとけば万一とどかなかった時でも、まあ仕方ないかなと暗くならずに済みます。まああれだよね男の子は(女の子でも)目標高めな方が燃えるでしょw

僕の場合、2度目のテストを受けるとき(2010年)、はじめて目標スコアを決めました。

モチベーションを保つためにあれこれやってみる:
実際のところ、これが一番大変だった気がする。まわりにもTOEICやってる人がいれば良いんですけど残念ながらそんな人はいなかったので。いくつかやった中で、やってよかったかなと思えるのは

- まわりに言いふらす
- 毎日少しでも何かやる
- やった記録を残す

言いふらすのが役に立つかは人それぞれでしょうね。そこそこの結果が出るまで絶対に人には言わないって人もいますし。ただ僕自身に関していえば成果が出るまで黙ってコツコツなんて絶対無理な性格だって自分でわかってるので、逆に言いふらして退路を絶つ作戦に出たわけです。それは会社とかのリアルな人間関係でも Twitter みたいなところでも関係なく、また先に触れた高めに設定した目標スコアとあわせて大口たたく、ってかたちでやらかしてみました。

その結果、自分が追い込まれたって感覚は思っていたよりはなかったけど、普段あまり話すことの無かった本社の人とTOEICのことで話すようになったり、Twitterでからんでくれてる人が良い参考書を教えてくれたりって形で、結果として良い効果はあったと考えています。

毎日何かやるってのは大変ですが、僕の場合iPhoneのアプリで単語集をほんのちょっとづつ進める、みたいな、本当に結構くだらないと思うことでも一応やれるならやるようにした、っていうようなことなんですが。でもこれだけでも結構、ああもういいやとか投げやりな気分になるのが抑止できてた感じがします。立派な参考書なんか以外に、こういうすぐに形になって見えるものを、ひとつでも取り組むと良いように思います。

最後のやった記録を残すってのは僕も最近になって気づいたんですが。毎日少しづつってもやっぱり、そんな時間とかやる気すら出ない時ってやっぱりあって、でもそれも下手するとずるずる続いたりもするんですけどね。でもそういう時に、今まで自分はこれだけやったぜ、みたいなことを思い出すことで自分自身が励まされたという経験があって。なのでどうせなら、今までやったことはできればぱっと見でわかるように可視化しといたほうが良いよな、なんて考えているってことです。ここでこんなことをまとめてるのも、実はそのひとつです。

集中力を養ってみる:
英語力以前の問題だけど、これが実は最初でかつ最大の関門だって気がします。学校を卒業してしまうとテストなんてあまり受けませんし、受けても120分間やすみ無しってあまり無いのでは。でも長いテストの途中で心が折れたらもう、ろくなスコアにはならないんですよね。ただ、これは模擬試験の問題を買って本番みたいに時間を計って何度もやることで、だんだん慣れてきます。正直最初は疲れますけど、慣れで克服できるので、これは実は簡単に克服できるものだと思っています。

神仏に頼ってみる:
テスト勉強とかしてると出不精になりがちですが、願掛けとかでたまにお出かけするのは良い気分転換にもなります。僕は過去のTOEIC受験では鎌倉の荏柄天神社にお参りして目標スコア達成の願掛けしてました。

ネガティブな感情も利用してみる:
たとえばテスト本番や模試で、もっとサクサク効率よく解いていかなきゃって時に。僕は他ではめったにやらないけどネガティブな感情を利用してみたら、意外と効果があるような気がしてます。それはたとえば

「○○のバーカバーカ、地獄に堕ちてしまえええええ」

なんて怒りの感情を盛り上げてアドレナリン出てる状態つくりだして、それを問題にぶつけるみたいな。まあ○○の部分は何でも良いのでたぶん色々と応用がきくんじゃないかと思うんですが、これで時間配分がよりうまくいくならば、多少はいいんじゃないですかねえ。

最後に、それはそれとして:
まあその、そうはいっても。TOEICなんてクイズだろ、なんて言う人もいますし、要領だけでスコア上げるぜとか言ってるからには、その考えに僕も基本的に同意してます。それでもなんでTOEICなんか受けるのかというと。

もちろんそこそこのスコアがとれれば履歴書に書ける。これ大きいけど、でもそれだけじゃなくて。

人生上のいろいろな大事とくらべると、TOEICのスコア上げるなんてやってみたら絶対簡単です。方向を間違わない限りやればやるだけ効果が感じられるし、それも数値で出てくる。そんな形で自分ていう人間にまだ伸ばせる部分があるって実感できること。この感じは結構良いもので、これではずみをつけて、もっと他の複雑で大事なことに向かっていけないかなあ、なんてことを考えているのです。

まあ、もっと細かいことを言いはじめると色々あるんですが、それはまた機会があれば。

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